一昨年、勤務先短大の同年卒業生有志が集まって少人数の合唱グループを立ち上げた。大阪市内を活動の拠点とし、月に1・2回程度の練習を重ねていた。筆者も可能な限り、指導のために参加していた。
残念ながらこの活動も現在コロナのために休止している。
一般社団法人 全日本合唱連盟が公表している合唱活動に関するガイドラインは、以下のとおり。これらは、文科省のホームページアからもリンクされている。
合唱活動における 新型コロナウイルス感染症拡大防止のガイドライン(第1版 2020年6月29日 策定 第1.1版 2020年9月8日 更新)
https://www.jcanet.or.jp/JCAchorusguideline-ver1_1.pdf
本年9月11日付で、内閣官房新型コロナウイルス感染対策推進室長より各都道府県知事、及び各府省庁担当課長室宛の事務連絡として以下の文書が発信された。(内閣官房ホームページより)
https://corona.go.jp/news/pdf/jimurenraku_20200911.pdf
本年9月19日以降11月末日までとした上で、大声での歓声、声援等がないことを前提とし、マスクの着用を含め、感染防止対策の所定の条件を全て満たす場合に限り、収容率の上限を100%とすることなど、細かく記述されている。昨年から今年にかけて三つの合唱組曲、合計12曲を完成した。混声合唱組曲が二つ、女声合唱組曲一つである。これらのうちの一つは、昨年12月に初演されたが、他の二つについては、今年開催される予定だった演奏会がコロナの影響で中止となり、まだ初演されていない。
音楽関係、とくに合唱の活動に関しても今回のコロナのことで、とても大きな影響を受けている。活動する人たちの健康と安全が第一であり、一定期間活動を休止するのは当然のことである。一方、そのことによって、今まではごく当然としか思わなかったこと、音楽への思いを持った人々が集い、音楽によって交感し合うということの大切さをあらためて実感できたようにも感じる。
心置きなく合唱できるということは本当に素晴らしいことだ。早くそのような時が戻ることを願うばかりである。