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2024年3月11日月曜日

京都へ

昨年から本務先短大の授業に加え、週一度京都の大学に非常勤講師として出講しています。 新たなキャンパスで学生や多くの人たちと出会うことができました。また、京都の街並みの風景を見ることも自分にとっては心地良い刺激となっているようです。

キャンパスの紅葉(2023年12月)

同じ場所の冬の風景(2024年1月)

2022年8月27日土曜日

今年のNコン*兵庫県大会と和歌山県大会

 今年の8月は、NHK全国学校音楽コンクールの兵庫県と和歌山県の県大会で審査をさせていただきました。コロナ禍が続く中ですが、皆さんマスクを着用するなど、十分な感染対策のもとで素晴らしい演奏を聴かせてくださいました。児童・生徒の皆さんが心を合わせて一生懸命歌う姿を見ると心を打たれます。合唱活動をするには何かと困難な時代ではありますが、これからも素晴らしい音楽を作っていってほしいと願うばかりです。審査させていただき心から感謝しています。

和歌山では、宿泊先ホテルの窓から和歌山城が見えました


第89回 NHK全国学校音楽コンクール 兵庫県大会(加古川市民会館)  
高等学校の部:2022年8月3日(水)
小学校の部:8月4日(木)
中学校の部:8月5日(金) 
主催:NHK神戸放送局、日本音楽教育研究会
後援:文化庁、兵庫県教育委員会、加古川市教育委員会、全国放送教育研究会連盟

第89回 NHK全国学校音楽コンクール 和歌山県コンクール(和歌山城ホール)  
小校の部:2022年8月18日(木)
中学校の部・高等学校の部:8月19(金) 
主催:NHK和歌山放送局、日本音楽教育研究会、和歌山県音楽教育連盟
後援:文化庁、全国放送教育研究会連盟、和歌山県教育委員会、和歌山県高等学校文化連盟合唱部会、和歌山県合唱連盟

2022年4月18日月曜日

市川町立市川中学校 校歌

 4月9日(土)、兵庫県の市川町立市川中学校開校記念式に出席させていただきました。同校と市川町教育委員会から委嘱を受けて作曲させていただいた校歌が「音楽総合部」の14名の生徒の皆さんの素晴らしい歌声によって初披露されました。指揮は鏡谷明夫先生。

鶴居中学校と市川中学校が統合されて1町で1中学校となり、新たな市川中学校として開校されたのを機に校歌も新たに作成することになりました。校歌の歌詞は「校歌に入れたい言葉・フレーズ」として応募された229点の中から14点が採用され、作詞者の德永真蔵氏によってまとめ上げられました。

生徒の減少によって中学校が統合されるのは寂しいことではありますが、新しい学校で生徒の皆さんに希望に満ちた歌声で歌っていただきたいとの願いを込めて作曲しました。初披露の歌声をお聴きして思わず涙ぐんでいる方もいらっしゃいました。感動に包まれた素晴らしい式典でした。

今回校歌を作曲するという機会を与えてくださった皆様に心から感謝いたします。そして、市川中学校の皆様に栄光を!う思いで作曲されました」

同校体育館に掲げられた校歌歌詞の銅板プレート

*写真は市川町教育委員会よりお送りいただきました。

市川中学校 校歌
作詞 德永真蔵、作曲 山岸 徹 

2020年9月25日金曜日

遠隔方式による会議

コロナの影響で、様々な催物が中止になったり実施方法が変更されたりしているが、筆者が役員を務めている音楽教育関係の学会でも今年度の役員会は、ほとんど Zoom などを利用した遠隔方式で行っている。

高度な機密情報などを含む会議であればセキュリティー面での懸念もあるだろうが、筆者が所属する学会における打ち合わせなどでは今のところ問題は感じられない。むしろ、遠隔地からでも容易に参加することができるなどのメリットもある。

所属学会とは別に、昨晩は声楽と音声に関する勉強会に Zoom で参加させていただき、貴重な知識を多くいただいた。

このような遠隔会議方式は、今後も一般化してゆくのではないかと思う。


<追記>
新型コロナウイルス国内感染の状況は、グラフで見る限り7月下旬から8月上旬をピークとして減少傾向にある。今後もこの傾向が続くだろうか。

<参考資料>「東洋経済オンライン」より

2020年9月23日水曜日

遠隔授業の効果

文部科学省などによれば遠隔授業の方法は次のような分類になるとのことである。

 1)同時双方向型(テレビ会議方式等):Google Meet、Zoom Meetingなど
 2)オンデマンド型、または非同時双方向型(インターネット配信方式)
   :各学校のポータルシステム、Moodle、YouTubeなど

遠隔授業の効果については、今後様々な機会を通じて検証されてゆくだろう。遠隔授業を実施するにあたり、当然教員にはそのための準備、つまり教材となるコンテンツ作りの作業が課される。また、授業後のフォロー、つまり提出物へのコメントや添削指導もとても大切だと思う。これらが実はとても大変な作業なのだが、多くの教員が今このような作業に万全を期して本当に真剣に取り組んでいると思う。

筆者の勤務先でも本年度後期は対面授業と遠隔授業を併用した「ハイブリッド型」の時間割を組むこととなった。今回初めてその時間割の編成作業にも携わった。自分自身が担当する授業は、後期7コマのうち2コマが遠隔授業となった。合計で約70名の学生が受講する。先週実施した授業の提出課題のチェック作業を先ほどようやく終えたところだ。連休のうちの3日間をほぼこの作業に費やした。その効果を一日も早く確認したいところだが、結果は時を経てみないと分からない。

2020年9月21日月曜日

「涵養」という言葉

の4月から勤務先短大で学科長の任に当たっている。自分にそのような仕事が回ってくるとは全く予期していなかったし、できるとも思っていなかったが、依頼していただいたということに感謝し、何とか頑張ってみることにした。

仕事柄、文科省から送られてくる文書を読むことも多くなった。そんな矢先、先日読んだ文書の中の「涵養」という言葉が印象に残った。

緊急事態宣言が発令されて以来、全国の大学等で遠隔授業の形態が採られているが、そのことの弊害も取りざたされている。このような状況を踏まえてか、その文書には次のような記載がある。

「大学等における教育は,オンライン等を通じた遠隔授業の実施のみで全てが完結するものではなく,豊かな人間性を涵養する上で,直接の対面による学生同士や学生と教職員の間の人的な交流等も重要な要素であることにも御留意いただきつつ・・・」(2文科高第543号 令和2年9月15日より)

オンラインのメリットは否定できないものの、直接の対面によって得られる心のつながりを大切にするとのこと。当然のことではあるが、コロナによって本当に大切なことが再認識されたということなのだろうか。