2022年11月12日土曜日

福島区の街歩き①

先日の日曜日は爽やかな秋晴れの休日となりました。この日の午前中は久しぶりに少しゆっくりできたので地元の福島区内を歩いてみました。歩いてみるといろいろな発見があり、とても新鮮な気持ちになりました。

阪神野田駅前

私の両親は関東の出身でしたが、私が生まれる前に大阪の福島区に移り住みました。それで私はこの街で生まれ育ちました。一時期他の地域に住んだこともありますが、今はまた福島区に戻っています。

この日、まずは阪神野田駅のほうに行ってみました。この駅は福島区のほぼ中央にあります。私の子どもの頃、ここには路面電車(市電)のターミナルがありました。今はその機能が地下鉄(大阪メトロ)の千日前線に置き換わっています。そして駅前ロータリーの公園では月に数回くらい夜店の露店が開かれ賑わっていました。また、駅の裏側には阪神電車の路面電車の起点乗り場がありました。神戸方面に至る「阪神国道線」と中津を経て天神橋6丁目に至る「北大阪線」のプラットホームが現在のウィステとの間のバス乗り場のところにありました。

現在は駅前も昔とはかなり風景が違っています。福島区が発祥の地らしいフジの品種「のだふじ」の藤棚ができています。なぜかその手前には赤いポストの横に速達専用の青いポスト。これはかなり以前からこのあたりにあったように思います。

新橋筋商店街

JR野田駅との間に南北につながる新橋筋商店街があります。大阪市中央卸売市場が近いからか、特に生鮮食料品はとてもよく揃っています。日曜日は休みの店が多いですが、平日はかなり賑わっていて、最近は開店前から行列ができている店もあるようです。また、昔から続いている店も多く、中には数十年前とほとんどたたずまいの変わらない店も何軒かあります。

福島区海老江の新しいショッピングセンターとマンション群

阪神野田駅前から海老江の方に行ってみることにしました。十数年くらい前まで海老江にはシオノギ製薬や大日本住友製薬の大規模な研究所や工場がありましたが、それらが移転した跡地に新しいショッピングセンターやマンション群ができました。明るく若々しい街に変化しています。そして若い世代が多いためか、子どもたちもとても多いです。

私が住むエリアはここからは少し離れたところですが、私の自宅近く、堂島川を渡った対岸の中之島地域では、児童・生徒数の増加にともない近いうちに新たに大阪市立の小・中学校が建てられるとのことです。