先日の街歩きの続きです。
鷺洲(さぎす)の聖天通商店街から福島聖天 了徳院に行ってみました。
聖天通商店街
福島聖天 了徳院
福島聖天 了徳院は東寺真言宗の寺院で本尊は準胝観音と歓喜天とのこと。
門をくぐって厳かな雰囲気の境内に進みます。
境内はそれほど広大な敷地ではありませんが、池を囲むようにたくさんの樹木が植えられていて都心でありながら里山の風景を思わせるような緑豊かな空間になっています。
木々の梢からは小鳥の囀りも聞こえてきます。池のほとりに設えられている椅子に座ると本当に心が落ち着きます。
松尾芭蕉の杜若(かきつばた)歌碑
杜若語るも旅のひとつ哉
江戸時代には杜若(かきつばた)の名所だったとのことで、松尾芭蕉が読んだ歌が刻まれた歌碑があります。今も池には杜若が丁寧に植えられています。
池には弁才天が祀られています
福島聖天の次は福島西通(あみだ池筋)をとおり、自宅近くの下福島公園に立ち寄ってみました。かなり広い公園で、ここにも多くの樹木が植えられています。「ノダフジ」の藤棚も多く、シーズンには美しいフジの花が咲き誇ります。