2022年8月12日金曜日

各地での合唱祭

6月には、岡山県合唱フェスティバル(6月12日)と奈良県合唱祭(6月19日)で「選考委員・講評者」を担当させていただきました。コロナ禍を乗り越えて久しぶりの開催となり、出演された多くの合唱団の皆さんの合唱への熱い思いが伝わってくるようで感動する場面が多くありました。素晴らしい演奏を聞かせていただき、ありがとうございました。(この件、掲載が大変遅くなりました)
岡山駅前 2022年6月12日(日)朝
岡山シンフォニーホール

第75回 岡山県合唱フェスティバル
(併催 第45回全日本おかあさんコーラス中国支部岡山大会)
2022年6月12日(日) 岡山シンフォニーホール 
主催:全日本合唱連盟中国支部・岡山県合唱連盟・朝日新聞社
協賛:キューピー株式会社

大和高田さざんかホール 2022年6月19日(日)朝

第60回 奈良県合唱祭
(併催:第45回全日本おかあさんコーラス関西支部奈良大会) 
2022年6月18日(土)19日(日) 大和高田さざんかホール 
主催:全日本合唱連盟関西支部・奈良県合唱連盟・朝日新聞社
後援:奈良県・奈良県教育委員会・大和高田市教育委員会
協賛:キューピー株式会社


2022年8月11日木曜日

姫路市民合唱団 第59回定期演奏会

 4月24日(日)姫路市民合唱団第59回定期演奏会に伺いました。久しぶりの姫路での演奏会です。今回の会場となった姫路市文化コンベンションセンター “アクリエひめじ” は、昨年の秋に新たに開館されたとのことで、大・中・小のホールや会議室などを備えるとても立派な施設です。姫路駅から徒歩約10分の便利な場所にあり、姫路駅からはほとんどデッキで繋がっています。

前回の同合唱団定期演奏会は2019年12月でしたが、その後はコロナ禍のため延期となり、久しぶりの開催となりました。今回は市川中学校音楽総合部の皆さん(指揮は鏡谷明夫先生)による市川中学校校歌の演奏もありました。今年4月に発表された曲です。また、第3ステージの最後では、ゲスト出演の赤穂市民合唱団、市川中学校と姫路市民合唱団の皆さんによる合同演奏で私の作品《混声合唱とピアノのための『ふるさとの詩』》より第1曲 〈冬の坂〉(三浦照子作詩)が再演されました。

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姫路市民合唱団 第59回定期演奏会 
2022年4月24日(日) 姫路市コンベンションセンター “アクリエ姫路” 中ホール
合唱:姫路市民合唱団、指揮:鏡谷明夫、ピアノ:丸山聡美
主催:姫路市民合唱団 後援:姫路市・姫路市教育委員会・(公財)姫路市文化国際交流財団・播州合唱合唱連盟
(この件、掲載が大変遅くなりました)



姫路市文化コンベンションセンター “アクリエひめじ” エントランス

外回りは美しく植栽されています

2022年4月20日水曜日

西宮市民合唱団 第65回定期演奏会*新作組曲の初演

 4月10日(日)、西宮市民合唱団 第65回定期演奏会で私の新作合唱組曲が初演されました。同合唱団からの委嘱により作曲させていただいたものです。

同合唱団の皆さんは、過去にも2009年と2016年の2回の定期演奏会で私の組曲を演奏してくださっていて、その後オリジナルの組曲作曲のご依頼をいただくことになりました。

(以下の記述は、演奏会のプログラムノートとも一部重複します)作曲のご依頼をいただいたときに、まず私から詩の選択について相談させていただきました。その後、団の代表の方がいろいろな詩をご提案してくださり、たくさんの資料を送ってくださいました。それらの詩を拝見するうちに、西宮の街で皆さんに歌っていただく曲のテーマとして “さくらの風景” というイメージが浮かび上がってきました。そしてかねてから作曲してみたいと考えていた瑞木さんの詩2編と組み合わせて4編の詩に絞り込みました。4曲目の詩は、この合唱団のメンバーの方がお作りになったものです。 

作曲にあたっては、私なりに可能な限りの全力を尽くして取り組みました。もちろん作曲するときはいつもそうしているのですが、依頼してくださった皆さんのお気持ちにお応えしたいとの気持ちでいっぱいでした。その後、新型コロナウイルスによる感染拡大の影響で初演の予定が2回にわたって延期されていましたが、このたびようやく初披露となりました。

演奏会当日は私も客席で聴かせていただきました。まだ感染状況が完全に終息したとは言えない中ですのでメンバーの皆さんも全員マスクを着用されていて、感染防止に丁寧に対応された万全を期してのステージでした。そして、とても素敵な演奏をしてくださいました! 感謝の気持ちでいっぱいです。これからも愛唱歌のような感じでこの曲を皆さんに歌っていただけましたら嬉しい限りです。

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混声合唱とピアノのための『さくら』(山岸 徹 作曲)
【西宮混声合唱団委嘱作品】
第1曲「桜」(瑞木よう 作詩)
第2曲「桜森」(瑞木よう 作詩)
第3曲「花がふってくると思う」(八木重吉 作詩)
第4曲「春さくら再びよみがえり」(藤重祐子 作詩)

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【初演】西宮混声合唱団 第65回定期演奏会 
2022年4月10日(日) 西宮市民会館アミティ・ベイコムホール
合唱:西宮混声合唱団、指揮:下井田秀明、ピアノ:河村章代
主催:西宮混声合唱団、共催:西宮市、後援:(公財)西宮市文化振興財団・西宮市合唱連盟・兵庫県合唱連盟

2022年4月18日月曜日

市川町立市川中学校 校歌

 4月9日(土)、兵庫県の市川町立市川中学校開校記念式に出席させていただきました。同校と市川町教育委員会から委嘱を受けて作曲させていただいた校歌が「音楽総合部」の14名の生徒の皆さんの素晴らしい歌声によって初披露されました。指揮は鏡谷明夫先生。

鶴居中学校と市川中学校が統合されて1町で1中学校となり、新たな市川中学校として開校されたのを機に校歌も新たに作成することになりました。校歌の歌詞は「校歌に入れたい言葉・フレーズ」として応募された229点の中から14点が採用され、作詞者の德永真蔵氏によってまとめ上げられました。

生徒の減少によって中学校が統合されるのは寂しいことではありますが、新しい学校で生徒の皆さんに希望に満ちた歌声で歌っていただきたいとの願いを込めて作曲しました。初披露の歌声をお聴きして思わず涙ぐんでいる方もいらっしゃいました。感動に包まれた素晴らしい式典でした。

今回校歌を作曲するという機会を与えてくださった皆様に心から感謝いたします。そして、市川中学校の皆様に栄光を!う思いで作曲されました」

同校体育館に掲げられた校歌歌詞の銅板プレート

*写真は市川町教育委員会よりお送りいただきました。

市川中学校 校歌
作詞 德永真蔵、作曲 山岸 徹 

2022年3月27日日曜日

雨上がりの日曜日の朝

雨上がりの日曜日の朝、自宅近くの堂島川沿いを歩いてみました。三月も下旬となり、一雨過ぎるごとに暖かくなり、春のきざしが感じられるようになりました。さわやかな空気の中、散策やジョギングをする人の姿も多く見られました。
大阪国際会議場前の中之島バンクスにて
(大阪市北区中之島5丁目付近)


いろいろな木々が花をつけています。これも桜の一種でしょうか。

吉野桜の満開までには、まだ一週間くらいかかりそうです。
リーガロイヤルホテル前の吉野桜

水鳥の姿も見えました。オオバンでしょうか。

中には、写真を撮っているとこちらに近づいてくる鳥もいます。川の水はかなり澄んでいて、岸辺からのぞき込んでみると水中の足で水をかく様子も見ることができました。


国立国際美術館の前に、大阪中之島美術館も最近オープンしました。今は次の展示に向けた準備期間で閉館しているようです。入り口には巨大なネコ?の置物が設えてあって、何やらかなり不思議な感じがします。

大阪中之島美術館

関西電力本社前の広場には、多くの樹木が植えられていて美しく手入れされています。満開なのは、ヒガンザクラ、カワヅザクラ、モクレン(コブシ?)などでしょうか。


関西電力本社前(大阪市北区中之島4丁目付近)



2022年2月13日日曜日

堂島川の夜景

連休ですが、自宅で勤務先の書類の作成作業などをしていました。来年度に向けていろんな書類をまとめなければなりません。自宅にこもって作業をしていると、どうしても運動不足になるので、できるだけ外に出て歩くようにしています。歩くと体の調子も良いし、何より頭の中も少しすっきりとするような気がします。

堂島川の夜景を撮ってみました。この辺りは夜になるとかなり美しくライトアップされるのですが、iPhoneで撮ってみると夜景もかなり明るく写ります。外はまだとても寒いですが、歩いていると心地よいです。 

京阪「中之島」駅付近の堂島川(上流の玉江橋方向を望む)

堂島大橋方向(左側の建物は大阪国際会議場)

大阪国際会議場前

2022年1月30日日曜日

靭(うつぼ)公園:冬の風景

1月最後の日曜日。この時期の穏やかな日差しの日を「冬日和」と言うそうです。そんな日の午前中、久しぶりに自宅から靱公園まで歩いてみました。
長くかかっていた職場でのある書類作りの作業がやっと一段落し、開放感にひたってみたかったのかもしれません。
冬枯れのケヤキ並木
噴水とバラ園

「靭」と書いて「うつぼ」と読みます。大阪市内の西区靱本町にあり、あみだ池筋からなにわ筋までの西側となにわ筋から四つ橋筋までの東側に分かれていて、東西に長い敷地を持つ大阪市内としてはかなり広い都市公園です。

園内にある説明プレートによれば、江戸時代にはこの地に干物や塩魚、鰹節などの海産物を売り買いする市場があったとのことです。また、ウィキペディア(Wikipedia)によれば、1945年の大阪大空襲では付近一帯が焼け野原となり、その後しばらくは飛行場として使用されていたとのことです。現在は、緑の豊かな都心のオアシスのような感じになっています。ご家族でしょうか、小さな子どもたちを連れた人たちも多く来られていました。

バラ園のバラもよく剪定されていて、春を待っているようです。
パンジーは、地元の中学生によって植えられているようです。
ツワブキの花でしょうか。

自分も子どもの頃、親に連れられて時々ここに遊びに来たことがあります。ずいぶん昔のことですが、パンジーを見て思い出しました。その頃の微かな思い出として、なぜかパンジーの匂い(香り?)の記憶があります。今よりも嗅覚が敏感だったのでしょうか(笑)。春の匂いのような…  何となく幸せな気分になるものですが、今はまだ冬です。春の訪れが待ち遠しいような気がします。
付近にはいろいろなおしゃれな店がたくさんあります。また、マンションも多くて住環境もとても良いところです。


2022年1月19日水曜日

堂島川:冬の朝の風景

 今朝、自宅を少し早く出たので出勤の電車に乗る前、堂島川の風景を撮ってみました。寒い朝でしたが穏やかな日差しのもと、一日が始まる爽やかなひとときの様子です。

京阪・中之島駅周辺の堂島川

堂島川の風景を眺めていると何となく心が落ち着きます。今朝は水鳥もたくさんいました。オオバンでしょうか。時折鳴き声も聞こえましたが、残念ながら写真には撮れませんでした。

2022年1月16日日曜日

大阪・中之島:冬の風景

なかなか京丹波の里山に行けないので、日曜日の昼下がりに自宅から中之島公園あたりまで堂島川沿いを散策してみました。先週までの厳しい寒さが一段落し、穏やかな日差しの心地よい天気でした。途中、子どもを連れた若い人たちに多く出会いました。
木漏れ日の差す大阪市役所南側のケヤキ並木

大阪府立中之島図書館

大阪市内の中之島周辺には居心地の良いカフェがたくさんあるのですが、西側の堂島周辺だと日曜日は閉まっている店が多いです。一方、御堂筋を渡って東側の北浜駅あたりまで来ると休日でも開いている店が多くてどこもかなり賑わっています。大阪取引所(旧大阪証券取引所)構内にある上島珈琲店に立ち寄ってみました。

音楽学者・樋口隆一氏による近著『バッハ学者は旅をする −私の音楽草枕−』を読みました。雑誌『音楽の友』に掲載された36章のエッセイをまとめたものとのことですが、著者が訪れた各地での様子がとても興味深かったです。また、26ページに及ぶ序章は本書のために新たに書き下ろされたもので、音楽学とは何かということをわかりやすく説明する意味もあるとのことです。
大阪市立中央公会堂

大阪市立東洋陶磁美術館

こどもの森 中之島
最近新たにできた文化施設のようです)

難波橋から大阪市役所方向を望む
このアングルは大阪の写真の人気スポットらしいですが、冬の日差しの中、護岸工事中でもあり、寒々しい写真になりました。

大阪取引所

水辺の鳥
(オオバン?)
堂島川の水面では多くの水鳥を見ることができます。ふだんよく見かけるのは、おもにカワウとアオサギです。これらの鳥は一年中この辺りにいるようで、時にはウナギ?を捕まえて食べている様子も見られます。

寒い時期になると種類がふえて、カルガモやマガモ、ホシハジロなども見かけます。最近は全体が黒っぽくクチバシの白っぽい鳥をよく見かけます。オオバン?でしょうか。

川沿いの遊歩道を歩いていると、中には横目でこちらを見ながら寄ってくる鳥もいます。
 

2022年1月4日火曜日

雪の京丹波・里山

昨日、久しぶりに京丹波の里山を訪れました。
昼前に大阪の自宅を出て車で1時間ほど、能勢の峠道を登るあたりから路肩に雪が見え始め、次第に山や田畑が雪景色になってきました。
幸い天気が良くて国道は雪が溶け、ノーマルタイヤでも何とか1時間40分ほどで京丹波にたどり着きました。

車を置いて道を登ってみると、そこは一面の銀世界。
青空のもと、光り輝く雪の風景がとても美しく感じられました。
あちらこちらに小動物の足跡も残っています。
写真に撮ることはできなかったのですが雉の姿も見えました。
バサバサとけたたましい羽音をたてて慌てて飛んで行ったようです。


 

2022年1月3日月曜日

休日に

年末からの休日、国際情勢に目を向けると気がかりでならないですが… 
ここではその話題には触れないことにします。久しぶりに小説本を何冊か読みました。特に印象に残ったのが次の二編で、偶然どちらも女性作家によるものです。

①神戸の万年筆屋さんの話:
実在する店をモデルに?と思われ、とても興味深く読みました。実は自分もその店に何度か行ったことがあるので。本文中に紹介されている場所とは少し違うところのようですが… 読みながら、自分自身の万年筆との出会いなど、いろいろ思い出しました。この話題はとても長くなりそうなので、今日はこれくらいにします。

②画家・モネについての話:
著者は美術館のキューレーターなどもされていて、専門的な知識を駆使して書かれているようです。モネについて、おもにジヴェルニーでの生活の様子が描かれています。この本を読んでから影響を受けてか、ネットサーフィンであちこちの美術館のウェブサイトを訪れてみました。そんな中、大阪の藤田美術館のサイトが読み応えがありました。実際に何度も訪れたことのある美術館ですが、建て替え工事中とは知りませんでした。完成したらぜひもう一度行ってみたい・・・

取り止めのない話題になりましたが、どちらもとてもワクワクします。

2022年1月2日日曜日

新年おめでとうございます

一昨年の初秋の頃にこのブログを始めて、一年以上が経ちました。
始めた頃の思いはというと、コロナ禍の鬱々とした雰囲気が漂う中でしたが、爽やかな秋の風を感じるような、日常の束の間の休息の場所でありたいと願いました。都市公園の緑の中や郊外の里山のような心地よい場所をイメージしました。

しかし、文章でそのようなことを表現するというのは、考えてみれば途方もないことです。誰にとって心地よい場所? 当然、自分自身にとって! ということで、かろうじて言い訳となりうるでしょうか。

先日、だいぶ前から作曲にかかっていたある中学校の校歌を仕上げました。
作曲の機会を与えてくださったこと、そして素晴らしい詩に出会えたことに心から感謝するとともに、これから多くの皆さんに歌っていただけることを願っています。

2021年11月21日日曜日

ひょうご日本歌曲の会

一昨日、西宮での「ひょうご日本歌曲の会」演奏会で自作品が演奏された。

昨年はコロナ禍のためにこの会の演奏会が開催されず、自分にとっても久しぶりの出品となった。

ようやく様々な音楽活動も再開されるようになってきているが、このままコロナが収束に向かうことを願うばかりだ。


2021年8月19日木曜日

久しぶりのコンクール(2)

NHK全国学校音楽コンクール兵庫県大会のため、明石を訪れた。

本来は2日間の予定だったが、初日の「中学校の部」が大雨のために残念ながら中止となり、2日目の「小学校の部」と「高等学校の部」のみ聴かせていただいた。

コロナ禍の中、練習を重ねて来られた皆さんの音楽への思いが伝わってくるようで、自分自身が元気をもらったような気がする。


大阪への帰路、空いている各駅停車に乗った。ほとんど人のいない車内。何気なく向かい側の車窓に目を向けると、偶然明石海峡大橋が写った。



2021年8月12日木曜日

久しぶりのコンクール(1)

久しぶりに岡山県と奈良県の合唱コンクールの審査をさせていただいた。

昨年は新型コロナ感染拡大のため全てが中止となったが、今年は各地が開催されている。もちろん、全員がマスクを着用し、無観客の会場で十分な距離をとって万全の配慮のもとに行われている。

困難な中、練習を重ねて美しい歌声を聴かせてくださった皆さんに、心から拍手を送りたかった。

どちらも日帰りでの移動となったが、倉敷では駅までの帰路、美観地区を少しだけ散策できた。
岡山県合唱コンクールの会場となった倉敷市芸文館

倉敷美観地区



●2021年8月11日(水)第31回 奈良県合唱コンクール(大和高田さざんかホール大ホール)

主催:奈良県合唱連盟・全日本合唱連盟関西支部・朝日新聞社、後援:奈良県、奈良県教育委員会・大和高田市教育委員会・NHK奈良放送局 

 

●2021年8月8日(日)第74回 岡山県合唱コンクール(倉敷市芸文館)

主催:岡山県合唱連盟・朝日新聞社、共催:岡山県、後援:岡山県教育委員会・岡山市・岡山市教育委員会