2025年4月6日日曜日

ようやく春がきました!

今年は、4月になってもしばらく肌寒い日々が続いていましたが、昨日と今日はようやく春らしい暖かな日和となりました。
日差しに誘われて、自宅から付近の堂島川、中之島、そして少し足を伸ばして先日オープンした大阪駅北側の「グラングリーン大阪」あたりを歩いてみました。
堂島川(2025年4月6日)
大阪駅北側の「グラングリーン大阪」

堂島川周辺は夜もライトアップされています(以下は昨晩撮ったものです)

2025年4月5日土曜日

ひょうご日本歌曲の会:神戸文学館レクチャーコンサート

 4月5日(土)14時より、神戸文学館にて「神戸文学館レクチャーコンサート 詩と音楽の出会い」が開催されました。筆者が会長を務める《ひょうご日本歌曲の会》による公演ということで、午前中から神戸に行きました。

今年は阪神・淡路大震災から30年目となるとのことで、震災をテーマとして講演と歌曲の演奏をしました。https://www.hyogo-nihonkakyoku.com/

神戸文学館は、王子動物園の隣、原田の森と呼ばれる緑豊かな地にあります。当初は、関西学院のチャペルとして建てられたものが、のちに「神戸文学館」として生まれ変わったとのことです。設計は、一粒社ヴォーリーズ建築事務所とのこと。大変美しい建物です。

参考文献:神戸文学館ウェブサイト
https://www.kobe-np.co.jp/info/bungakukan/

2025年4月4日金曜日

新年度が始まりました

新年度が始まりました。
今年は春先に肌寒い日が続きましたが、本務先の大阪キリスト教短期大学キャンパスでは、4月1日に入学式を終えてようやく桜が見頃になってきました。
新入生を迎え、これから新たな授業に臨みます!
4月3日

4月4日、今年度も引き続き兼任で非常勤講師を務める大阪教育大学に授業準備のために行きました。春休み中なので学生の姿はあまり見かけません。
柏原市の山の上にあるキャンパスの空気は、まだ少し冷たさが感じられます。
4月4日

先日、桜をテーマとしたピアノの独奏曲を完成しました。夏に浜松で初演していただく予定です。詳しくはあらためてお知らせします。

2024年3月11日月曜日

関西混声合唱フェスティバル

 3月10日(日)「第14回関西混声合唱笛スティバル」(主催:関西合唱連盟・朝日新聞者)が豊中市立文化芸術センターで開催されました。姫路市民合唱団の皆さんが久しぶりに私の作品「冬の坂」(詩は三浦照子さん)を歌ってくださいました。

同合唱団のステージで演奏されたもう1曲では、最後に指揮者自身によるカウンターテナーのソロも入り、とてもインパクトのある演奏でした。「混フェス賞」を受賞されたとのこと、おめでとうございます!

京都へ

昨年から本務先短大の授業に加え、週一度京都の大学に非常勤講師として出講しています。 新たなキャンパスで学生や多くの人たちと出会うことができました。また、京都の街並みの風景を見ることも自分にとっては心地良い刺激となっているようです。

キャンパスの紅葉(2023年12月)

同じ場所の冬の風景(2024年1月)

2023年5月21日日曜日

《姫路市民合唱団 創団70周年 第60回定期演奏会》

本日(5月21日)、《姫路市民合唱団 創団70周年 第60回定期演奏会》が開催され、第3ステージで私の合唱曲計5曲が再演されました。長く続いたコロナ禍の自粛ムードもようやく緩和され、ほぼ満席となった会場いっぱいに美しい歌声が響き渡りました。

本日は、ゲスト出演の西宮混声合唱団との約100名の皆さんによる合同演奏もあり、心のこもった素晴らしい演奏をしてくださいました。本日の作品も今後出版について計画を進める予定です。

また、姫路市民合唱団指揮者の鏡谷明夫先生は、長年にわたる文化活動のご功績から《第45回(令和4年度)姫路市芸術文化奨励賞》を受賞されたとのことです。本当におめでとうございます!

《混声合唱とピアノのための『ふるさとの詩(うた)』》(山岸 徹 作曲)
− 姫路市民合唱団委嘱作品 −【再演】
第1曲 冬の坂(三浦照子 作詩)
第2曲 虹をつくる村(三浦照子 作詩)
第3曲 こな雪
(井上修子 作詩)
第4曲 ふるさとの詩(八木重吉 作詩)

《混声合唱とピアノのための『さくら』》より 第1曲「桜」
(瑞木よう 作詩、山岸 徹 作曲)
− 西宮混声合唱団委嘱作品 −【再演】

指揮 鏡谷明夫、合唱 姫路市民合唱団、ピアノ 丸山聡美、池田真美子
(「ふるさとの詩」と「桜」は西宮混声合唱団との合同演奏)
ゲスト出演:西宮混声合唱団(指揮 下井田秀明、ピアノ 河村章代)

《姫路市民合唱団 創団70周年 第60回定期演奏会》
2023年5月21日(日)
会場:姫路市文化コンベンションセンター アクリエひめじ中ホール
主催:姫路市民合唱団
後援:姫路市、姫路市教育委員会、(公財)姫路市文化国際交流財団、播州合唱連盟

2023年5月6日土曜日

新緑の季節

新緑の季節になりました。
今日は休日ということで久しぶりに自宅でゆっくりできたので、朝から靱(うつぼ)公園に行ってみました。自宅から歩いて15分くらいのところです。
ここは大阪市内のほぼ中心地ですが、美しいけやき並木やバラ園があり、都心の緑のオアシスといった趣があります。早朝にもかかわらず、多くの人たちが散歩に来ていました。そしてたくさんのペットの犬たちも。落ち着いた幸福な時間が流れているようでした。
バラ園では、たくさんの花が色とりどりに美しく咲き誇っていました。

この4月から本務先の短大に加え、京都の大学でも週に1日だけ授業を担当させていただいています。本務先での仕事と相俟って何かと慌ただしく時間が過ぎていきます。
帰宅後に自宅のベランダに出てみると、ここにもバラが咲いていました。

2023年5月5日金曜日

《女声合唱 彦根水すまし 40周年記念コンサート》

5月3日、《女声合唱 彦根水すまし 40周年記念コンサート》で私の新作合唱組曲が初演されました。

5年前の秋、指揮者の伊藤光子先生より合唱組曲作曲のご依頼をいただいて作曲しました。当初は2020年に開催される演奏会で初演される予定でしたが、コロナ禍のために演奏会の延期が度重なり、ようやくこの日の全曲初演となりました。

この作品は音域も広くかなり難しい曲ですが、メンバーの皆さんは一生懸命練習してくださってとても素晴らしい演奏をしてくださいました。出版についても計画中です。

女声合唱とピアノのための『やさしい旅』(三浦照子 作詩/山岸 徹 作曲)
第1曲 野火
第2曲 ブルージュにて
第3曲 花ごろも
第4曲 流星群

【全曲の初演】
指揮 伊藤光子、合唱 女声合唱彦根水すまし・女声合唱栗東カレンヂュラ合同演奏、ピアノ 宇野真由美・岸本佳美
《女声合唱彦根水すまし 40周年記念コンサート −湖面を渡る風 きらめく光−》
第73回(令和5年度)彦根市春の文化祭協賛事業
2023年5月3日(水・祝)
会場:ひこね市文化プラザ グランドホー
後援:滋賀県教育委員会・彦根市・彦根市教育委員会・関西合唱連盟・滋賀県合唱連盟・彦根音楽連盟・朝日新聞大津総局・しがぎん経済文化センター

2023年1月17日火曜日

PRAY FROM KOBE 2023 〜明日につなげるコンサート〜

1月22日(日)、兵庫県合唱連盟主催の演奏会「PRAY FROM KOBE明日につなげるコンサート~」で私の女声合唱曲が合同演奏されることになりました。

兵庫県合唱連盟のウェブサイトによれば「東日本大震災の被災者の皆さまのための復興支援コンサートを2012年3月11日を第1回として開催して参りました。6年前よりその趣旨を拡大し、東日本大震災をはじめ、私たちが経験した阪神・淡路大震災、そして各地での紛争や災害の被災者のための「PRAY FROM KOBE明日につなげるコンサート~として再出発しました。」とのことです。

PRAY FROM KOBE 2023 〜明日につなげるコンサート〜 メインコンサート 

2023年1月22日(日) 14:00〜

会場:神戸文化ホール 大ホール

●山岸 徹 作曲:《女声合唱曲集『季節の彩』》より

 〈2.あじさいの花〉(高田敏子 作詩)

合唱:合同合唱団、指揮:安川裕子、ピアノ:三宅麻由美
主催:兵庫県合唱連盟 共催:神戸文化ホール
後援:兵庫県、神戸市、朝日新聞神戸総局、神戸新聞社、NHK神戸放送局

2022年12月18日日曜日

新作歌曲の初演*ひょうご日本歌曲の会 新しい日本の歌 14 詩人・作曲家・演奏家によるコラボレーション

11月18日(金)、ひょうご日本歌曲の会演奏会【新しい日本の歌 14 詩人・作曲家・演奏家によるコラボレーション】にて新作歌曲が初演されました。今回、私の作品を独唱してくださった林裕美子氏は、今年6月の同会主催サロンコンサートや、10月に姫路パルナソスホールで開催されたご自身のリサイタルでも私の他の作品を取り上げてくださいました。

今回初演された作品は、瑞木よう氏の詩にもとづき、今年の9月初旬に完成したものです。タイトルの《夢見草(ゆめみぐさ)》は桜の別名とのことです。私としては《桜の空》、《ふるふる さくら》に続き、瑞木さんの桜の詩に作曲させていただいた3作目の歌曲となります。

当日は、林裕美子氏の独唱と幸野紀子氏のピアノにより、大変素晴らしい演奏をしていただきました。


歌曲《夢見草》(瑞木よう 作詩/山岸 徹 作曲)
新作初演:ソプラノ独唱 林 裕美子、ピアノ 幸野 紀子
【ひょうご日本歌曲の会 新しい日本の歌 14 詩人・作曲家・演奏家によるコラボレーション】
会場:兵庫県立芸術文化センター 神戸女学院 小ホー
主催:ひょうご日本歌曲の会
後援:兵庫県・(公財)兵庫県芸術文化協会・西宮市・(公財)西宮市文化振興財団・兵庫県現代詩協会・神戸波の会・野薔薇の会・歌の会青い星

(この件、掲載が大変遅くなりました)

 

2022年11月16日水曜日

秋の色

本務先の短大ではこの時期、1・2年生とも教育実習・保育実習に行っています。
私も実習先を数カ所訪問指導で回ります。

今日は奈良県の実習先に行きました。朝、自宅を出ましたが、秋晴れの爽やかな天気でしたので自宅から中之島遊歩道を肥後橋駅まで歩いてみました。
街路樹が美しく色づいていました。
秋晴れの中之島西部地区
中之島スティバルシティ前

訪問先へはいつもかなり時間の余裕を持って出かけます。この日も少し早く到着したので時間調整のために付近の小さな公園に立ち寄って行ってみました。

木々の葉がさまざまな色に変化し、足元にはどんぐりが落ちていました。
実習先の子どもたちも、いつもこの公園に来るそうです。


紅葉の美しい奈良市内の公園
 

2022年11月13日日曜日

福島区の街歩き②

先日の街歩きの続きです。
鷺洲(さぎす)の聖天通商店街から福島聖天 了徳院に行ってみました。
聖天通商店街

福島聖天 了徳院

福島聖天 了徳院は東寺真言宗の寺院で本尊は準胝観音と歓喜天とのこと。
門をくぐって厳かな雰囲気の境内に進みます。
境内はそれほど広大な敷地ではありませんが、池を囲むようにたくさんの樹木が植えられていて都心でありながら里山の風景を思わせるような緑豊かな空間になっています。
木々の梢からは小鳥の囀りも聞こえてきます。池のほとりに設えられている椅子に座ると本当に心が落ち着きます。
松尾芭蕉の杜若(かきつばた)歌碑
杜若語るも旅のひとつ哉

江戸時代には杜若(かきつばた)の名所だったとのことで、松尾芭蕉が読んだ歌が刻まれた歌碑があります。今も池には杜若が丁寧に植えられています。
池には弁才天が祀られています

福島聖天の次は福島西通(あみだ池筋)をとおり、自宅近くの下福島公園に立ち寄ってみました。かなり広い公園で、ここにも多くの樹木が植えられています。「ノダフジ」の藤棚も多く、シーズンには美しいフジの花が咲き誇ります。

日曜日の昼前、しかも暑くもなく寒くもないという本当に快適な気温ということで、たくさんの人たちが思い思いに過ごしていました。親子連れの人たちも多く、のどかで幸福な時間が流れているようでした。

下福島公園
下福島公園の前の堂島大橋と大阪国際会議場

2022年11月12日土曜日

福島区の街歩き①

先日の日曜日は爽やかな秋晴れの休日となりました。この日の午前中は久しぶりに少しゆっくりできたので地元の福島区内を歩いてみました。歩いてみるといろいろな発見があり、とても新鮮な気持ちになりました。

阪神野田駅前

私の両親は関東の出身でしたが、私が生まれる前に大阪の福島区に移り住みました。それで私はこの街で生まれ育ちました。一時期他の地域に住んだこともありますが、今はまた福島区に戻っています。

この日、まずは阪神野田駅のほうに行ってみました。この駅は福島区のほぼ中央にあります。私の子どもの頃、ここには路面電車(市電)のターミナルがありました。今はその機能が地下鉄(大阪メトロ)の千日前線に置き換わっています。そして駅前ロータリーの公園では月に数回くらい夜店の露店が開かれ賑わっていました。また、駅の裏側には阪神電車の路面電車の起点乗り場がありました。神戸方面に至る「阪神国道線」と中津を経て天神橋6丁目に至る「北大阪線」のプラットホームが現在のウィステとの間のバス乗り場のところにありました。

現在は駅前も昔とはかなり風景が違っています。福島区が発祥の地らしいフジの品種「のだふじ」の藤棚ができています。なぜかその手前には赤いポストの横に速達専用の青いポスト。これはかなり以前からこのあたりにあったように思います。

新橋筋商店街

JR野田駅との間に南北につながる新橋筋商店街があります。大阪市中央卸売市場が近いからか、特に生鮮食料品はとてもよく揃っています。日曜日は休みの店が多いですが、平日はかなり賑わっていて、最近は開店前から行列ができている店もあるようです。また、昔から続いている店も多く、中には数十年前とほとんどたたずまいの変わらない店も何軒かあります。

福島区海老江の新しいショッピングセンターとマンション群

阪神野田駅前から海老江の方に行ってみることにしました。十数年くらい前まで海老江にはシオノギ製薬や大日本住友製薬の大規模な研究所や工場がありましたが、それらが移転した跡地に新しいショッピングセンターやマンション群ができました。明るく若々しい街に変化しています。そして若い世代が多いためか、子どもたちもとても多いです。

私が住むエリアはここからは少し離れたところですが、私の自宅近く、堂島川を渡った対岸の中之島地域では、児童・生徒数の増加にともない近いうちに新たに大阪市立の小・中学校が建てられるとのことです。

2022年11月11日金曜日

ひょうご日本歌曲の会「新しい日本の歌14」

『ひょうご日本歌曲の会』に私は2007年の発足以来参加させていただいていて今までに11曲の歌曲をこの会で発表しました。作曲家、詩人、歌手(声楽家)からなるコラボレーションの場であり、いろいろなご意見をうかがう中から刺激を受けて新たな発見へとつながる、いわば訓練の場でもあるわけです。

この会で発表した私の作品の何曲かを、音楽系大学や芸術系大学での声楽科のレッスンで日本歌曲の教材として取り上げていただいているという話を最近お聞きしました。とても嬉しい限りです。

今月18日(金)兵庫県立芸術文化センターで12曲目となる新たな作品を発表します。昨日、最後の伴奏合わせを聴かせていただきました。今回は林裕美子氏の独唱、幸野紀子氏のピアノで初演していただきます。当日が楽しみです。

2022年11月10日木曜日

ブログ3年目

しばらくブログの更新が滞ってしまい訪れてくださった方には申し訳なく思っています。
勤務先では9月から後期(秋学期)の授業が始まりましたが、 授業のある期間はどうしても気持ちの余裕がなくなってしまいます。
2ヶ月前(2022年9月)に書きかけて公開できていなかった以下のコメントを、2ヶ月遅れで掲載させていただきます。

初秋の堂島川の風景(2022年9月)

2022年9月のコメント:
このブログを始めて2年が過ぎました。
2年前の9月といえばコロナ禍の真っ只中で、収束の兆しもなかなか見出だすことができず、不安でいっぱいだったように思います。音楽活動、とくに合唱などの集団での活動をすることはとても厳しい状況でした。そのような中、自分なりに考えたり感じたことを整理したいと思ってこのブログを始めました。

2年経った今、経済活動もようやく回り出しましたが、この間にはいろいろなことがありました。自分の周りを見渡せば、当然合唱などの音楽活動は大きく制限されましたし、勤務先での授業や指導するクラブ活動なども制限されたり、リモートなどの形式を取らざるを得ない状況にもなりました。夏休みに学生たちが中心となって計画していたゼミ合宿も中止となり、楽しみにしていた学生たちには本当に残念な思いをさせてしまったことと思います。

視野を広げて国内や世界を見渡せば、この2年間にはコロナ禍にも増して、想像もしなかったような禍(わざわい)も起こりました。わが国を取り巻く内外の情勢も刻々と変化してきているように感じます。

そのような中、3年目となるこのブログですが、束の間の休息の場所にしたいと願いながら、もう一度初心に立ち返って新たな気持ちで再出発したいと思いました。